Alligator通信 2025年9&10月号 "お疲れさま、夏”
残暑お見舞い....いや、36度って残暑っていうの??なんてボケボケしているうちに9月も後半へ。本当に豪快すぎる夏でしたね。毎年言っているような気がしますが、皆様ご無事で?
毎日どこかしらで37度、ニンゲンも疲れましたが、夏も日本全国回って疲れたろうなあ。
お互いに、お疲れ様、とねぎらい合いましょうね❤
そしてお楽しみがやってくる秋。アンコールを頂いた逗子さざなみホールコンサート、ブギウギコラボライブ、シカゴからYOKOさん来日、とてんこ盛り。
ハッピーな音楽で、飲んで食べて、生きることをう〜んと楽しみましょう。
9月&10月のライブ____詳細はカレンダーをご覧ください 🍕→お食事ができます
9/19(金) 川崎 ぴあにしも 🍕 "ピアノバーナツコ" 6:00 open 7:00~10:00pm
=海付豊(sax) 松林末太郎(ds) 山本慎弥(b) ノーチャージ、チップ制
9/21(日)藤沢・Beluga 🍕 4:30 open 5:30~8:00pm
=中野渡章子(vo) 海付豊(sax) 船乗り3人組、海のお話なども交えて
9/25(木)関内・Megusta 🍕 6:30 open 7:00~9:30pm
=New Orleans Trio 中村好江(tp) 海付豊 (sax)
”ニューオリンズ中京支部長” 好江ちゃんを迎えてBig Easy な2days
9/26(金)浅草・HUB浅草店🍕 6:00 open 7:00~10:00pm
=Soul Food Cafe 中村好江(tp) 海付豊 (sax) 小林真人(b) みのみや俊介(ds)
10/2(木)関内 Apple 7:40~10:00pm =長島百合子(vo)
10/25(土)茅ヶ崎・Storyville 🍕 6:30 open 7:00~9:00pm
“New Orleans Duo” =海付豊(sax)
湘南の穏やかな海風に乗せて、ニューオリンズのリラックスサウンド
10/27(月)逗子・さざなみホール
ソロプチミストチャリティーコンサート
”JazzのふるさとからⅡ”
=古川奈都子トリオ 海付豊(sax)・佐久間和(g)
昨年ご好評をいただき、アンコール!今年も懐かしく親しみやすい、ジャズ&ポピュラーナンバーをたっぷりお届けします。手拍子足拍子で一緒にお楽しみください。
1:30 open 2:00~4:00pm
チケット 全席自由 4000円
逗子文化プラザ 046-870-6622
______________________________=Chicago Meets New Orleans 2025= 野毛洋子(p & vo) from Chicago Japan Tour
今年もYOKOさんがやってきます。心を温めてくれる珠玉のブルースをお聴き逃しなく!
ご予約はお店、メンバーまで、ぜひお早めに。
10/28(火)西荻窪 ミントンハウス 6:30 open7:00~9:00pm
= 古川奈都子トリオ 海付豊(sax)・佐久間和(g)
10/29(水)浅草・HUB浅草店 🍕 7:00~10:00pm
=Soul Food Cafe 海付豊 (sax) 石原由理(tb) 小林真人(b) みのみや俊介(ds)
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11/1(土)日吉・ワンダーウオール横浜 🍕 日吉でHouse Rent Party! 第3弾
”JAZZ AGE REVIVAL” from New Orleans to Chicago
"The Grit Groovers" 高瀬啓伍(p) チェケラッチョ(ds) ・ 古川奈都子 & 海付豊(sax)
11/8(土) 藤沢ジャズミーティング =中野渡章子(vo) 海付豊(sax) 田野重松(b)
昨年は雨で中止になってしまいましたが、同じメンバーでリベンジ!
11/30(日)浅草・HUB浅草店 🍕 Soul Food Cafe 30周年ライブ!
5:00 open 6:00~9:00pm
◆7月から始まった水陸両用ピアニスト生活は絶賛継続中。ご飯は出てくるし、演奏のことばかり考えている時間は心底楽しいものです。
海ちゃんにとっては一気にハードな仕事復帰になってしまったけれど、15日間休み無しの日々を無事に乗り切りました。クルーズから帰るたびに、リハビリの療法士さんがびっくりするくらい体も言葉も戻って来て、人に届くように演奏しよう、と自分のすべてを傾けることがどれだけ生きる力になるのか、を目の当たりにしています。
嬉しい反面、誰にとってもなかなか高負荷な現場だから、疲れすぎないように、今まで以上に体も心もしっかり見守っていかなくてはいけません。海ちゃんも、メンバーも、自分も。
◇演奏と並んでやっぱり楽しいのが、港から見る街の風景。大きな街でも、ターミナル駅から見るのとは違う景色は街の奥深さを教えてくれます。
一方、街も人の住む気配のない海岸線のなんと長いこと。
太古、遠い国からやってきた人たちが日本の陸地を発見した気持ちに思いを馳せます
8月は釧路、9月には初上陸の男鹿半島を、メンバーがドライブの計画を立ててくれて回りました。知らないところに行くのはなんでこんなにワクワクするんでしょう。
釧路では市場でご飯の上に好きな魚を一切れずつ買って海鮮丼を作れる和尚市場へ。ここにしかないお刺身、ししゃも、アブラカレイ、ほっけ、と選んでたら、なんだか真っ白な海鮮丼が出来上がり。それから釧路動物園から湿原へ、北海道の大地の香りは本当に香しい。
男鹿半島は付け根の船川港に入港、古い木造の神社が5つ並ぶ五社神社、海に浮かんで見える鳥海山。みんな印象深いけれど、やはり寒風山展望台から見た八郎潟。
小学校の時教わった、日本最大規模の干拓事業、完成直後に始まった減反政策。
青い稲を踏み潰すように命じられて泣きながらトラクターで稲を踏む、そんなドキュメンタリーの一場面を急に思い出しました。小学校の給食ではご飯は出ずパンだったのは、アメリカの余った小麦を買う、国の政策によるものだと知ったのはずっと後のこと。
今、コメ不足が叫ばれ、青々と、どこまでも直線に区画された広大な水田をぼんやり眺めながら、言いようのない切ない気持ちになりました。同時に、人の苦しみの跡がこんなに美しい風景であることに、強く心を打たれました。
青森のねぶた会館、宮古の浄土ヶ浜、西舞鶴の小さなお寺群、別府の古民家レストラン。
門司港では向かいの下関港になつかしのにっぽん丸が入港、夜中に起き出して見た皆既月食。
初めての美しい景色に出会うたびに、自分は素晴らしい世界の中にいるのだと気づきます。そしてこれからまた美しいものに出会える機会がきっとあることにも。
海からの風景 photo album
pianonatsuko.com