残暑お見舞い申し上げます =終戦記念日を過ぎて=
皆様お盆はいかがお過ごしでしたか? 台風の影響は大丈夫だったでしょうか? 今年も暑い、祈りの季節が過ぎていきます。 海ちゃんが退院し、左脳の記憶を手繰り寄せながら、表現し、理解し合う方法をお互いに模索する日々です。 あきらめそうになる時もあるけど、それでもいいよ、と笑い飛ばせる。 命をつなぎ留められたから、こうして幸せを感じられる日々があります。 この季節になると、そういう時間を人類の最大の愚行、戦争で取り上げられてしまった人の気持ちを思い浮かべてしまう。 どれだけ、悲しくて無念だったのだろう 幸せは、本当に身近にある。 見失ってしまって、忘れてしまって、心の中に無念、嫉妬、怒り、憎しみが積もって来た時に、人は取り返しのつかないことをしてしまう。 戦う、なんていう言葉を考えもなしに使わないように。 それはルールのあるゲームの中で、「また明日」って言えなくちゃいけない。 他人の存在が我慢できなくなる 消えてしまえばいい、消してしまおうと思う それは 戦いでも、競争でもない、心の病気 重くなってしまった病気は、たくさんの助けを借りなくては直せない そういう人を放り出すような社会なら、社会の存在する意味なんてない 命の半ばで空に還ってしまった人たちがそのことを教えてくれている ちゃんと、生きていこう、と改めて青空に誓います 8月16日 終戦記念日を過ぎて