潮入ぐるっと観察会@東京港野鳥公園
ソメイヨシノのフィナーレとともに、初夏を感じるお天気の中、東京港野鳥公園にでかけました。 案内してくれる田中さんは、「City Of New Orleans」を録音したときに写真を撮りに来てくれた方で、ジャズと自然を愛する楽しい方です。月一回、野鳥公園の自然をボランティアで案内する活動「潮入りぐるっと観察会」を長く続けています。(右が田中さん) 平和島の先、倉庫や市場に面した一角に水辺と野の花が出迎えてくれる、オアシス。 人工的に手を入れていない感じ(に見えるけど、その形のまま残すって結構大変だと思う)の自然、水辺にカニとか水鳥がバシャバシャやってる向こうに羽田から飛び立った旅客機がど~んと迫って来るミスマッチな感じがたまらない。 桜並木やバラ園、といった手を入れられた植物が「ほ~ら」と展示されてるのも良いけれど、「いや、普通に咲いてるだけなんで。あ、見てます?」という風情の草花に愛着を感じてしまいます。 田中さんは自然のものと区別して園芸種という呼び方を使っていました。 最初はただ草が生えてるだけ、に見えてたのが、一つ一つ名前を教えてもらうとかわいく見えてきて1センチに満たない小さな花をしゃがんでじ~~~っと眺める。 ただただ眺めているのが楽しく、ユニークな名前たちはほとんど覚えられず..... 毎月第二日曜日の「潮ぐる」、田中さん達ボランティアの皆さんは、まず午前中にコースを一周し、ひとつずつ名前と見分け方をメモし、午後から、お客さんを案内して同じルートをまた巡るのだそうです。コロナの影響で、今日の午後は、今日撮ってきた写真をスライドで来訪者に説明するレクチャーとなってましたが、もうすぐいつもの形で再開できる予定とのこと。また行きたいな。 photo 東京港野鳥公園 https://www.tptc.co.jp/park/03_08