2020 今年も来ました、ニューオリンズ =初日=

年中行事となったニューオリンズ「里帰り」も33年目。
同じように迎えてくれる場所があることに幸せを感じ、定点観測よろしく、時代や社会の移り変わりを感じるのもまた興味深い。

今回のメンバーは、Danny Barker Banjo And Guitar Festivalに出演するトリオ(私、海ちゃんと和ちゃん)そしてニューオリンズ旅友のたかちゃん。自分の名義のバンドでニューオリンズのフェスで演奏、という30年来の夢、そして長年一緒にやってくれている和ちゃんをニューオリンズにお連れしたい、という希望も一緒に叶う旅。

1月13日、羽田発のデルタ便、Los Angels経由。アメリカの入国は相変わらず毎年手順が変わり、ハイテク導入の割にはかかる時間は変わらない。LosのDeltaのターミナルはごった返す人の多さに比して驚くほど狭く、座る場所を確保するのにも苦労する位。
でも日本から8時間半で一度降りられるのはHoustonやAtlantaまでの直行便(13時間)より数段楽だ。
乗り継いでNolaまで3時間半。夕方6時半着、外はもう暗い。今週から急に気温と湿度が上がり、濃霧、上着のいらない陽気。

馴染みのお宿は30年来お世話になっていて、しばらく止めていたレントをまた始めたので尻尾を振って予約。Creole Cottageを改装した一軒家はニューオリンズ気分を満喫するのにも、行きたいライブにすべて徒歩で10分圏内というロケーションも、最高なのだ。

夜霧に包まれたフレンチクオーターは、先ほどまでスーパードームで行われていたカレッジフットボールの決勝でLSU(ルイジアナ州立大学)のチームが勝利したことでハッピーに大賑わい。

そして、Preservation Hall の前に差し掛かると、いつも必ずある入場待ちの列がない。そうか、スポーツの大イベントの日って、意外と穴場なんだな~。入り口をのぞくと、あら、中村好江ちゃん(tp)の姿が。昨日到着でさっそく今日はゲストミュージシャンとして演奏。彼女も毎年ここを訪れ、ニューオリンズのスピリットを刻んでいく、ニューオリンズlove仲間なのです。

今日は若手中心のメンバー。好江ちゃんがメンバーに紹介してくれて、何曲か一緒にやらせていただく。
tp Branden Lewis
ts Clint Maedgen
tb Ronell Johnson
dr Walter Harris
bs Kerry Lewis
pf Kyle Roussel
お客さんは数こそ少ないけど、みんなジャズ大好きな人たちのようで、メンバーもリラックスしてとっても楽しそう。こういうライブはいいなあ。

夜食はチキンの丸焼きとCochon(shredded polk)のサンドイッチにコールスローをスーパーで買い出し、乾杯して初日、終了。

2020 New Orleans 写真はこちらにアップしていきます

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